Q1. 介護保険とは違うの?
介護保険ではありませんので、介護保険の訪問リハビリと併用ができます。
介護保険の範囲を気にせずにマッサージがうけられます。
Q2. どんな人が受けられるの?
筋肉の麻痺や関節の拘縮などの症状があり、歩行困難な方や寝たきり状態の方、医師により医療マッサージの必要性が認められた方が対象です。
- 脳血管障害後遺症(脳梗塞、くも膜下出血など)
- 脊髄損傷後遺症
- 骨折術後の後遺症
- リウマチ
- パーキンソン病・症候群
- 変形性膝関節症
- 変形性脊椎症
- 筋萎縮
- 関節拘縮
- 疾病のため日常生活が困難な方等
Q3. 同意書ってなあに?
在宅にてマッサージが必要であると医師が判断し、同意し、その確認をする書類のことを「同意書」といいます。「同意書」の用紙は当院で用意させていただきます。
Q4. どんなことをするの?
国家資格をもったマッサージ師が患者さまのご自宅を訪問し、症状にあわせたマッサージを施術いたします。関節可動域訓練(硬くなった関節を緩める訓練)、座位保持、などの運動療法も提供し床ずれ予防(褥瘡予防)などの観点から体位交換も行い、食事や更衣や排泄などの日常生活動作(ADL)の維持・向上を目指します。
Q5. マッサージの時間はどのくらいですか?
施術する場所の数(局所数)によって異なりますが、おおむね20分~25分程度です。
Q6. 料金はどのくらいかかりますか?
医療保険適応ですので、各種保険の定める負担額になります。
老人医療保険の方は1割または3割負担になります。
社会保険、国民保険の方は3割負担になります。
身体障害者受給者証(1級・2級)をお持ちの方は、手続きにより負担金が返金されます。
生活保護を受けている方は負担はありません。
Q7.どんな状態の方が多く利用されるのですか?
脳梗塞の後遺症の方が一番多いです。
その他にもパーキンソン病、ALS、ガンによる疼痛がある方、高齢で関節が固まってきたり、痛みや筋肉が萎縮している方、特に病名はないが筋力低下や寝たきり状態になっている方などが利用されています。
Q8.何をしてくれるのですか?
患者さんによって必要なことや、やって欲しいことが異なりますので、お伺いして「患者様が望むことは何か」を確認しながら、痛みが強いのなら除痛のためのマッサージ(たまに鍼灸を行うこともあります。)を行います。浮腫みがひどければ、浮腫みを改善するためにリンパマッサージを行います。関節拘縮が強い場合は、関節を柔らかくする手技を行います。
Q9.来てもらうのに用意するものはありますか?
特にありません。楽な普段着でいていただければ大丈夫です。
車椅子に常時乗っている方は、ベッドや布団の上にあらかじめ移動しておいて下されば,時間を有効に使えますので助かります。手を洗うために、洗面所をお借りすることがあります。
Q10.来た際に他の家族も施術してもらえるの?
もちろん大丈夫です。その際は、10分の施術が1000円からの自費診療になります。(但し、ご家族の方も介護疲れで腰が痛い、肩が痛い場合などは医師からの同意書がある場合は、保険による負担割合の金額となります。)そちらをご希望の方は、訪問した際にその旨をお伝え下さい。
Q11.お金はいつ払うのですか?
基本的には、1ヶ月に1回月末に現金にてお支払いいただきます(但し、1回だけの治療などの場合は、往診した際にお支払い頂くこともございます。)
Q12.ケアマネージャーに相談しなくていいの?
ケアマネージャーさんは、利用者さんにとっての大事な方ですから出来ればご相談ください。しかし、直接こちらにお電話下さっても大丈夫です。その場合はこちらから利用者さん担当のケアマネージャさんに連絡をとります。当院では、多くのケアマネージャさんと常に交流しており、利用者さんの病態に関する報告も定期的に行っております。
Q13.何回くらい訪問してくれるの?
現在、回数に対する制限はありませんので、良くなりたいと言う方や痛みが強い方は週に5回行っている方もいます。慢性期の疾患に対して施術効果をあげるためには、週2~3回程度が必要と考えております。
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